在越外国人ガイドとしてベトナムで暮らす

生活を大きく変えてベトナムで暮らしたいと考えている人たちは、ベトナムに来てがっかりさせられることはないでしょう。ベトナムなら生活費はかからないし、文化も活気に満ちています。英語教師の仕事や、急激な変化を迎えているベトナム巨大成長マーケットの仕事などで、在越外国人は自分たちが望むライフスタイルを無理なく維持することができます。けれども、ただ現地に行って良い生活を望むだけというわけにはいきません。動き出す前にしっかりと考えておかなければならないことがあります。

事前に書類を準備する

ベトナムで働く予定があるなら、認証済みの必要書類の写しを全て用意しておきましょう。就労許可がなければベトナムでの労働は違法となります。書類なしでもしばらくは捕まらないかもしれませんが、不法就労者とその雇用者を取り締まるため、労働局は不定期にチェックを行います。そして法外な罰則金が科せられるのです。取り締まりを受けないためによく行われる手段の一つに、3カ月の観光ビザで入国し、その間に仕事を見つけるという方法があります。ビザが切れたら一度国外に出て、また戻ってくる必要がありますが、バスでカンボジアに行けば、それも一日だけのことです。

自分が求めるライフスタイルに合った場所を選ぶ

山間の村から、何百万という人でごった返した都市やビーチまで、ベトナムには新生活をスタートさせるのにうってつけの移住先が数多くあります。どこで暮らすべきか、何をして生計を立てるか、そしてどんな性格なのかにもよりますが、まずは人気の高い場所から検討してみましょう

ホーチミン市

在越外国人の半数以上は、この暑くてうだる巨大都市を故郷と呼びます。
人ごみや交通渋滞が苦手だったり、緑が必要な人は他の場所に住むことを検討しましょう。おわかりとは思いますが、ホーチミン市は大都会なのです。

ホーチミン市には、どんな予算にも合う宿泊施設があり、すばらしいレストランもこれ以上ないというくらいあります。在越外国人コミュニティは大きく、多様で、新たな友人を見つけるのも簡単です。在越外国人の多くは教師として働いていますが、ホーチミン市はテクノロージー・製造業・観光の中心地なので、様々な分野や専門の仕事を見つけることができます。ただ、現地の人々ははるかに安い賃金で同じ仕事を行うので、専門技術者の多くは仕事を見つけるのが難しいかもしれません。

ハノイ

ハノイはホーチミン市ほど国際的な雰囲気ではありませんが、在越外国人の多くがその文化や独特な印象から、この街を好みます。一年の大部分を占める涼しい気候も良いところです。ベトナム政府・官僚権力のお膝元であることから、ビジネス系の仕事は、数多くの海外企業が居を構えるホーチミン市ほどは多くありません。教師の仕事は人気がありますが、多数の在越外国人が最終的に自分でビジネスを始めたりもします。ただし、ベトナム人の配偶者か、本当に信頼できる友人がいない限り、ビジネスを始めることは不可能に等しいでしょう。ですから、お店を持つなどビジネスのことを考える前に、まずはベトナムで一定の期間暮らしてみる必要があります。

ダナン

都会を感じながらビーチ三昧の暮らしがしたいという人は、ダナンが良いでしょう。この街は人気沸騰中で、すでに定住している在越外国人は、ハノイやホーチミン市よりもダナンを選びます。ダナンには美しいビーチだけでなく森林があり、山の近くでは人里離れた地域ならではのユニークな体験ができます。外国所得のあるデジタルノマドには最高のロケーションです。ただし、定期的なビザランが必要となるので注意が必要です。

ニャチャン

ニャチャンはロシア人に人気のホリデースポットです。そのため、この街で得られる仕事のほとんどは観光関連です。素晴らしいビーチがあり、観光地らしいリラックスした雰囲気の美しい所で、ダナンと同様、定期的なビザランが苦にならないデジタルノマドには最適のスポットです。

ブンタウ

他と比べてビーチの美しさは劣りますが、そのゆったりとした生活のペースと、ホーチミン市までの近さから、在越外国人からの人気は上昇中です。(ホーチミン市まではエアコンの効いたバスでわずか2時間です。)そのため、常駐する必要のない仕事をしているなら、この静かな浜辺の街で暮らし、必要に応じて、いつでもホーチミン市まで行く事ができます。ブンタウは最近、在越外国人やデジタルノマドをターゲットとする複数の雑誌で特集が組まれるようになっています。

用意すべきお金の金額は?

ベトナムではほとんどお金を使わなくても何とかやっていく事ができます。けれども、移住するまでにそれなりにまとまった額を貯蓄しておくべきでしょう。就労許可と商用ビザの取得には、雇用者が経費のカバーに渋い顔をする場合、数百ドルは必要となります。また、ほとんどのアパートでは事前に保証金と最初の1カ月分の家賃が求められます。仕事の給料が、最初のひと月を終えるまでもらえない場合は、新居の準備に貯蓄を食いつぶすことになるかもしれません。ひと月にかかるであろう費用を調べ、少なくとも半年暮らすのに十分な額を持参することをお勧めします。

移動の手段は?

ベトナムではバイクが安く、多数流通しています。万一の事故に備えて、保険に入っておきましょう。またベトナムに来る前に国際運転免許を取得しておきましょう。そうしておけば、ベトナムの運転免許への変更が面倒ではありません。国際免許がないと、保険に入ることができず、事故に遭っても全て自分で支払うことになってしまいます。安全のために、ベトナムの道路状況に慣れるまではウーバー(Uber)やグラブ(Grab)などの配車ウェブサイトを利用して移動することをお勧めします。慣れてしまえば何てことはありませんが、初心者ドライバーの人は間違いなく圧倒されてしまうでしょう。

現地の文化

ベトナムの人々は驚くほど外国人に友好的です。外国人はベトナムの経済的な発展を後押ししてくれるため、彼らは外国人がいることは、自分達にとっても都合が良いと認識しています。慣習や礼儀作法に関しては、ベトナムの人々はとても人当たりが良く、寛容なため、現地に行ってしまえばそれなりに学ぶことができます。移住に関する書類と貯金、そして生計を立てるためのおおよそのアイディアさえ準備していれば、あとはベトナムに来てからでも何とかなるでしょう。

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